本を電子化して部屋をスッキリ 【BOOKSCAN利用レビュー】

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日本の住宅は狭い。本は溜まれば部屋のスペースを占有する。きれいに本棚に並んだ本は見ているだけで気持ちがいいものだが、本当に有用なのだろうか。一年に開く本は果たして何册あるのだろう。そんな本好きの私がつかっているBOOKSCANという本を電子化してくれるサービスについて。

部屋をキレイにしながら読書量を下げない

部屋の大きなスペースを占める本棚。このスペースを減らすことができれば部屋がすっきりすると思ったことはないだろうか。蔵書が2000冊を超えた私の一人暮らしの部屋から数年前に結婚で引っ越した際に大部分を処分した。結婚後も書籍は増え、500冊ほど溜まってきたところで子供を授かった。その時点でさらに部屋のスペースを確保するために本を処分して今は20冊程度、ペットボトル3本程度の面積だけにとどめている。ここで私が「処分」と書いたのは、単にBOOKOFFに売るだけではない。いくつかの方法を組み合わせて部屋の片付けをしながら読書量は下げないように工夫をしている。

読書は4つの方法を組み合わせる

勉強本についてはモレスキンのノートに手書きで転写している。学習にはアウトプットが必要であり、一度手を動かしてアナログにアウトプットしてから再度ノートを電子化する。もちろんいらない本はそのまま処分している。そして愛用しているのが株式会社BOOKSCANが提供している自炊代行サービスだ。①今後も読みたいと思える本は電子化、②手元に置きたい本は手元に、③いらない本は捨てる、④図書館で本を借りてノートに手書きで要約する。この4つの方法で本とうまく向き合うことで部屋をスッキリさせながら新しい知識や経験を本から吸収することができている。今日はそんなBOOKSCANのサービスのご紹介です。

本の整理方法はこちらの記事をご参照ください。

 

 

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BOOKSCANサービス概要と価格の目安

かなり有名なサービスになったが、350ページ以内であれば1冊100円で電子書籍化してくれるサービス。ファイル名付けは50円、OCR機能付けは100円が1冊ごとにかかる。書籍は自分で梱包して発送する(現在は段ボールキットも有料であり)。そして出来上がったデータはHPから自分でダウンロードする。送った本は著作権の関係で戻ってくることはないが、そもそも電子化するのだから需要としてはないだろう。私の場合、辞書的に使う本についてはOCRを入れるが、そうではないものは基本の100円で依頼する。基本的には100円×册数+送料ということになる。送料は自分で払う。目安として6本2Lのペットボトルの段ボールに20冊の本をいれて都内であれば1000円程度と考えてほしい。細かい送料については各郵送会社に確認をしてほしい。ということで20冊を依頼すれば送料込みで3000円程度となる。1冊150円で電子化できるし、部屋をすっきりさせることができる。

以下のようにリアルタイムで進捗状況がわかるのも魅力。仕上がるのが待ち遠しい。

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ありがたいチューニング機能

前述の通りBOOKSCANではチューニングラボという特許と商標を取得済のサービスが利用できる。これは電子書籍を様々なデバイス向けに最適化してくれるサービスだ。自分が電子化を依頼したファイルはログインすると出てくる仮想の本棚の中に納まっており、ここからチューニングの依頼ができる。数分で自分が指定したデバイス向け二チューニングされた状態でダウンロードが可能になるのだ。例えばiPad、Kindleなどいろいろなデバイス向けに無料でチューニングしてくれるこのサービスは重宝する。

送り先は明確。作業予定日もわかる。

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電子書籍にした方が良い本、向かない本

ビジネスや勉強系の本を最も薦めたい。重かったり分厚い物が多く、必要な場所が家か会社か出先の複数ある場合にこの本を見ることはない。すぐに使うことを前提にビジネス書籍こそ電子化して常に本だなをポケットに持ち歩くくらいの感覚のほうが、知識をアウトプットする時に参照しやすい。

 小説は残念ながらあまり向かないというのが個人的な感想。何度も何度も読み返す小説は果たして何冊あるだろうか。単に読破した履歴を残すために本を並べていないだろうか。誰も見ていないのだからその誇りは旨にしまって処分してしまった方が部屋がスッキリする。もちろん愛着のある本や、思い出がある本は手元に置いておくべきだ。処分したあとに困らないように「読書リスト」くらいは作って置いて、また読みたくなったら中古でもいいのでまた買えば良い。常に部屋になければならない小説はあまりないと思われるので、電子化する意義は薄いかもしれない。部屋にすべての小説を置いておく理由は特にないはずだ。

パンフレット、説明書類は電子化が最適。これはBOOKSCANなどの自炊代行サービスを活用しないでも自分でできること。実際に家電の説明書などは分厚く場所をとる。ファイリングしている人も多いかもしれないがファイル自体が重くなる。こんな時はメーカーのHPからPDF版をダウンロードしてクラウドサービスにでもアップしておこう。紙は処分してしまえば部屋のスペースが広く使える。

こんな感じにMacに保存しておいて適宜iPadに飛ばして使っている。リーダーはいろいろあるので自分の好みのものを選ぶと良い。私はベタですが、iBooksか、goodReaderに保存して読んでいます。

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自炊代行サービスの今後

色々地裁の判決が出たりしているが、一方で電子化を推進する作家さんも多い。作家の希望を聞いてどうしても禁止したい場合はそうすればいいと思う。ただし元々本を自分で楽しむために使うサービスとしては引き続き書籍の電子化はニーズがあるはずだ。BOOKSCANは信頼に足る会社であると感じるし、書籍については10日後に処分をしてくれる。もう一点思うことは、もしかしたら電子書籍サービスが普及してくれば自炊代行のサービスは減っていくのではという点。今は電子書籍業界も様々なアプリが乱立しており、すべての書籍を一カ所で買うことができない。何より日本は非常に本が手に入りやすい。どこにいっても本屋がたくさんあるし、文庫サイズもあるし本当に本が身近にあると思う。分厚いペーパーバックが主流の海外とは大きな違いがあるので日本で電子書籍が普及しにくいという点もあげられる。ただし、徐々に弱者は淘汰され、電子書籍市場が集約されてくれば、そもそもハードで本を買うことが少なくなるため、自炊代行サービスも不要になってくるとは考えられないだろうか。著作権の問題は非常に重要な点であると思うし、知的財産保護の観点からは常に尊重しなければならない。ただし、作家と読者をつなぐ出版社、編集者と、電子業界(多くは同じ会社)とでどのようにシェアを考えていくか。これからの動向を見守っていきたいと思う。

 

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