自分には生きている価値がない。いえいえ、あると信じましょう。

自分には価値があると信じる。

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生きる価値と生きる資格

いったい誰があなたの生きる価値を決めているんでしょうか。「私は生きる価値がない」、「僕はこの会社にいる資格がないんだ」、「生まれてきたのに私の人生に何の意味もない」。そのように本気で思ってしまうことがあります。本当につらいとき、少しへこんだとき、レベル感は様々ですが、我々が生きていく上で、自分の存在を疑ってしまうことは結構な頻度であると思います。もちろん強靭な精神力の持ち主はどの世界でもいますが、彼らは例外。ほとんどの人間は自分のこういった感情と向き合って、時に自分に嘘をつきながら日々の生活を送っています。本当は生きる価値や資格は誰にも決められません。自分が思い込むしかないのです。そうはいっても苦しくて胸が痛い、眠れないときもあります。

以前に自信の持ち方という記事を書きました。「自分には価値がない」と思ってしまうことはないでしょうか。もちろんそんなことはないのですが、ふとした時、落ち込んだ時に感じてしまうことはあるかもしれません。どうしたら価値があると思えるのか。チャンスがやってくる15の習慣を執筆されているレスギブリン氏に私が学んだエッセンスをご紹介します。

自信についてもう少しゆるく捉えてみる

常に自信満々の人の方が珍しい。周りの自信がありそうな人と接しては「自分のダメさ加減」を感じてへこんでしまう。人と比較することに意味がないという点を頭では分かっていてもなかなか人間の心とは移ろいやすいもので、感じてしまう場合が多い。一方で我々は自信という言葉に対して過剰に考えている節もある。自身とは「何でもできるスーパーマン」という印象があって、なかなか「私は自信があります」というのもいえないものと捉えている。例えば私でいえばユニクロの柳さん、ソフトバンクの孫さん、コンサルタントの大前研一さんなどは自信をもって行動している人の代表格に見える。こういった人たちと比較して自信がないと思うことは本来おかしいことであるが、日常の仕事の中で自分のダメさ加減を感じてしまうことは多い。本当は少し見方を変えて「自信とは自分はなんとか大丈夫と思えること」と捉えてはどうか。俺はデキる!と思う必要はなくて「まあなんとかなる」という気持ちが自信のタネになるのではないか。

自身が育つ心作り

自信に対するハードルを下げてあげるところから始めてみると考えて日々行動している。特に「自信がない」と思ってしまいがちな人は必ずいて、「完ぺき主義で細かいところが気になる人ほど自信がない場合が多い」と私は考えている。全てをきちっとしたがるので、「出来ないところばかりフォーカスしてしまう、全部自分の責任にしてしまう」という人で自信がない人が多い気がします。きっと周りからすると「決して自信がないようには見えない」のでしょうか。当の本人は自信がない場合がある。そういったタイプの人間は繊細であるともいえる。環境の変化に対して対応力が弱いかもしれない。そういった人がどういった心持ちでいれば自信が育つのだろうか。レスギブリン氏から3つのエッセンスを紹介する。

率直に話すようにする

人への気づかいができる人に限って自信がもてない人が多いのも事実。上司や周りに配慮をして自分の意見をまずは封じ込めて常に場のことを考えてしまう。そうすると心で思っていることと、表現することにギャップが生まれてしまい、自分の意見は優先順位が下がってしまう。すると自分では気づかないところでストレスがたまってしまう。こういったスパイラルに陥っている場合は、「まずは率直に話す」ということを心がけると良い。自分の意見を自分のものとして話す。相手に失礼のない範囲で思っていることを話す。心と発言を一致させる。そこがスタートであるともいえる。ただしいきなり「率直に話せ」といっても難しいのも事実。そういう場合の対処法としてはどんな小さなことでもいいので。対立を生まないことから率直に話すようにすると良い。例えば、レストランの感想、テレビの感想、なんでも良いので自分の意見をまずは大切にしてみることがはじまりです。周りを気にして自分の意見を言わないのではなく、率直に「この映画は面白かった」とか自分の気持ちを表現する。すると心と発言のバランスが取れて心のストレスも減ることで自信が育つ土壌が作られると思う。

心配し過ぎないこと

次に心配をしすぎないことが重要だ。起きることが分からない、自分では何の調整もできないようなことを心配することは意味がない。何も考えるなという意味ではなく、「自分の手が及ぶことには多いに悩め」ということだ。昇進できないとか、長生きしないとか、事故にあいたくないとか、自分で決められないことには悩まない。その代わりに自分を磨く、健康に気を使う、危険なことはしない、とか自分で決められることに精一杯集中する。そうすると漠然とした不安がなくなり、心配しすぎることは減っていく。何も自分では変えられないことは忘れて、出来ることにフォーカスすると迷いや不安が減って自信が少しずつ育っていく。

意気込みを話すこと

自分の思いを話すという意味では一つ目の「率直に話す」ということにもつながる点だ。違うのは「前向きに」はなすという点だ。何事もやる気がないことについて人間は自信を持てるはずはない。上司にやらされていると考えていることについて、一生懸命になれるはずがない。とりあえず適当に済ませるという考えになるはずだ。そこに自信は芽生えない。自信を持つためにはまずはどんな小さなことでも「面白い」「やる価値がある」「こうしたい」と思うことが最初にあるべきであり、そう思った時点で自信は既に芽生えつつある。そうすると「じゃあどうやるか」という具体的なアクションに移れるので、自身がないことを心配している暇がなくなる。知らないことや出来ないことは人に素直に聞けるし、何のためにやっているかが明確になるので迷いが減る。小さな積み重ねをすることで自信がついてくる。

 

まとめ。

以上3点をご紹介しました。私もまだまだ「自分の自信のなさ」について落ち込むことが多いですが、そのたびにこの3点を気をつけています。自信とは「自分で持つものではなく、人から自信がありそうに思われることだ」と思っています。私は自信がある!と思える人はごく少数であり、私を含めた一般の人がそう思える日は一生来ないと思ったほうが良いです。人が「あの人は自信がありそう」ということに悩みすぎず、「今やってることを前向きにやる」ということをどれだけ思えるか?について集中すれば良いと思っています。そして前向きになれない場合は環境を変えたり、見切りをつけるなりして新しい世界へ旅立ちましょう!一度きりの人生、時間は短いのですから。

※補足 レスギブリン氏について

Les Giblin氏は人材開発のパイオニアの一人。1912年アメリカ生まれ。100年前の人ですね。兵役の後、Sheaffer Pen Companyという会社で1946年から訪問販売の営業の仕事に従事。そしてSkill with peopleを執筆してから多くの会社でセミナーをするようになった。渋井真帆氏が翻訳して日本ではチャンスがやってくる15の習慣として本になっている。iTunesのアプリでも販売中。

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